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うつ病とは、どんな病気?
概要
うつ病とは、強い憂うつ感が長く続き、日常の生活に支障が出てくる病気です。
日常生活の中で気持ちが落ち込んで憂うつなきもちになることは
普通にあることで、これが病気ではありません。
通常は、気分が落ち込んだとしても原因が取り除かれたり
時間が経って自然と気が晴れてくるものです。
うつ病の「うつ状態」というのは、意欲や関心がなく落ち込んだ状態が
一日中ほとんど、それも2週間以上続いた状態の事をいいます。
うつ病は「心の風邪」といわれます。
うつ病は特別な病気ではありません。
誰もがかかるかもしれない病気です。
我が国の20歳以上の約7.5%、およそ13人に1人がうつ病の経験があるという報告もあります。
しかし、実際に治療を受けているのは25%程度といわれています。
「うつ病は風邪のようなもの」といわれることがあります。
しかし、これは普通の風邪のようにほおっておいても治るという意味ではありません。
あくまでも、「誰もがかかる可能性がある」という意味です。
ですから、うつ病になってしまったら(うつ病かな?と思ったら)
必ず専門の精神科なり心療内科を受診してください。
今では、精神科や心療内科を受診するのもあまり抵抗がなくなってきたと思います。
それでも・・・という方はかかりつけの内科でも構いません。
必ずお医者さんに相談してください。
うつ病⇒ 「自○」
「うつ病は風邪のようなもの」です。
誰もがかかる可能性があります。
しかし、適切な治療をしないと大変なことになります。
日本の自○者の多くはうつ病の患者さんだといいます。
実際の数字はよくわからないでしょう。
なぜなら、周囲の家族もうつ病で自○したことを進んで公表しないでしょうし
なにより周囲の人達は気がついていないこともあるからです。
なかには、自○した本人さえも自分がうつ病だと自覚していない場合もあるかもしれません。
決して脅かすわけではありませんが、可能性は非常に高いのは事実です。
心に言い聞かせてください。
「絶対に自○しない!!」と・・・
私が10年以上うつ病と付き合ってきて一番訴えたいことがこれです。
どれだけ自分で分かっていても、
再発するたびに自○願望が湧いてきます。
どう仕様も無いくらいに・・・
幸いにも私は行動に移すことはありませんでした。
しかし、この間に何人もの知人がうつ病が元だと思われる自殺で亡くなりました。
早期に発見して治療すれば十番治りうる病気です。
必ず、専門家の治療を受けてください。
そして「自○は絶対しない」と約束してください。